熊もタケノコを食べる

熊の目撃情報

2025年10月27日現在、熊の目撃情報が全国で多発しています。

原因は椎の実(ドングリ)の不作に伴い、食料が豊富な人里に降りて来ているためと推測されています。

2025年、9月1日 改正鳥獣保護管理法の改正（市街地での発砲許可含む）もありましたが、ハンターの方の責任の重さ・人手不足もあり、熊を人里から排除するのも難しい状態のようです。

効果のあった対策

ゾーニングが有効なようです。

熊と人間の生活圏にバッファを設けるイメージです。

熊もタケノコを食べる

筆者は存じませんでしたが、熊もタケノコを好んで食べるようです。少し衝撃でした。

今後、山に近く整備されていない竹林等では見通しも悪く、熊と遭遇することも多くなるかもしれません。

冬眠からさめる時期とタケノコが生える時期がちょうど重なっていますので、注意も必要かと思われます。

ツキノワグマの新鮮なタケノコ糞です。兵庫県内では、この時期、クマが孟宗竹のタケノコを盛んに採食します。今年のようにタケノコが豊作の年には特に顕著となります。クマの生息域において、竹林に入られる際は、クマとの遭遇にお気をつけ下さい。 pic.twitter.com/l39MfIDkex

— 兵庫県森林動物研究センター (@hyogowildlife) May 2, 2024

放置竹林での獣害

従来、タケノコを食べるのは、イノシシやシカをイメージしておりましたが、今後は、獣害の中に熊も出てくるのかもしれません。特に放置竹林は、ゾーニングされていない典型のような場所かと考えております。

放置竹林・竹枯れについて調査してまとめておりましたので、少々気になり記事を書いた次第です。様々な都道府県で熊の目撃情報もございますので、ご注意頂けますと幸いです。