竹の寿命について

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1本の竹(稈)の成長

竹は、竹林を形成する地下茎の節にある芽からタケノコが生じます。

1年で約5~10メートル伸びることもあります。その後20メートル程度にまで到達します。

1本の竹(稈)の寿命・竹林全体の寿命

場所にもよりますが、1本の寿命は20年~30年程度と言われています。

竹の花が一斉開花に開花したのち、竹林全体が枯れます。この周期が120年程度と言われております。

現在も下記のようにしながら、竹林全体の寿命は長期にわたって観察データ取得されています。

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管理されている竹林であれば

手の入っている竹林であれば、寿命を迎えた竹は倒れたりした際・倒れ前に事前に切ったりして、伐採して処分されます。

手の入っていない竹林は、そうはいきません。

子どもの頃は、誰かが川の向こうに行くために遊びで竹を渡しているのかと無邪気に思っていましたが、これも寿命を迎えた竹(稈)が倒れているだけで、手の入っていない竹林ということがわかります。

こちらは、多数の倒れた竹が木に倒れかかり、さらにその木が電線に倒れかかりと他人の土地ながら心配になったりします。

しばらく手が入っていない竹林は、大体こんな感じで中に入っていくのも一苦労な感じになってきます。

さらに竹林全体が寿命を迎えると

一本・一本が寿命を迎える程度ですとまだ手を入れられるのですが、一斉開花して竹林全体が寿命を迎えると竹林全体が枯れて一斉に竹枯れになり、枯竹の撤去費用などもかかります。

色々と問題が発生する前に、手入れをするのが得策かもしれません。

無煙炭化器を使用すると、竹炭として資源としても利用可能です。是非ご活用ください。

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