ゴルフ好きの皆さん、ちょっと一服しながらアメリカでのゴルフ体験をお届けします。
「日本とどう違うの?」と思われる方、けっこう驚くこと多いですよ!
一人ゴルフ、アメリカ流
日本だと「おひとり様ゴルフ専用サイト」なんかで申し込んでいくのが一般的ですよね。
でもアメリカでは違います。当日ゴルフ場に行って「空いてますか?」と聞けば、組に空きがあればすんなり入れてもらえます。基本4人で回るので、2〜3人組に混ぜてもらう感じ。
しかも、向こうでは「知らない人と一緒に回る」のが当たり前。無理に会話をしなくてもいいし、積極的に輪に入ってもOK。英語が多少できないとちょっと苦労はするかもしれませんが、ゴルフという共通言語があればなんとかなるものです。
練習環境の差にびっくり
スタート前の練習も、日本とは全然違います。
ほとんどのゴルフ場にドライビングレンジ、アプローチ練習場、パター練習場が完備。レンジボールは有料ですが、アプローチやパターは無料で広々と使えるんです。
「今日はラウンドしないけど半日練習だけ」なんて遊び方も可能。日本のゴルフ場しか知らない人が行くと、環境の差にちょっとショックを受けるかもしれません。
トイレには要注意…
ただし!アメリカゴルフには落とし穴がひとつ。
トイレの数が少ない!しかもあまり綺麗ではありません!
9ホール回ってせいぜい1か所、しかも中には工事現場にあるような簡易トイレだったり。日本みたいに「ちょっと林に隠れて…」なんてこともできません。だって一面広大な大地、遮るものナシですから…。これは覚悟しておいた方がいいですよ(笑)
パブリックコースのすばらしさ
日本では「パブリック=安い、初心者向け」みたいなイメージが強いですが、アメリカでは様子が違います。めちゃくちゃいいコースが普通にパブリック。
たとえば有名どころでいえば、西海岸のペブルビーチゴルフリンクス。毎年のゴルフ場世界ランキングで最上位の常連コース。ここは超高級コースで、プレー費用+宿泊費を合わせると20万円以上!富豪でないと手が出ません。
一方、ニューヨーク州立公園のベスページゴルフコース(ブラックコース)。ここもゴルフ場世界ランキングの上位コースです。2025年9月にはライダーカップの舞台にもなる名コースですが、居住者80ドル、非居住者160ドルでプレー可能。ただし予約は大争奪戦!人気アーティストのライブチケット並みに秒で売り切れます。さらに、このブラックコースには有名な看板があります。
“WARNING – The Black Course Is An Extremely Difficult Course Which We Recommend Only For Highly Skilled Golfers.”
(警告 – ブラックコースは非常に難しいので、熟練したゴルファーにのみお勧めします)
ゴルファー魂をくすぐられるこの一文。挑戦するなら気合いが必要ですね。
それ以外の州立や市立コースも多く、料金はリーズナブル。ドレスコードも緩く、運動がてら歩いてラウンドする人も多数。用事があれば途中で帰っちゃう人がいたり、雨でさくっとクローズしたり…このゆるさもアメリカらしさですね。
日本とアメリカ、どっちが好き?
日本はサービスが行き届いて安心感抜群。
アメリカは自由でフレンドリー、しかも練習環境が最高。
どちらも良し悪しがありますが、ゴルフ好きなら一度はアメリカのパブリックコースを体験してみる価値アリです!⛳皆さんは、日本とアメリカのゴルフ、どちらがお好みですか?