三重県での放置竹林の取り組み

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放置竹林・竹枯れが広がる地域

全国的に見ても、三重県は竹の分布が多い地域のようです。

三重県の中でも以下のような地域で、放置竹林・竹枯れが懸念されているようです。

  • 桑名市
  • 名張市
  • 南伊勢町

桑名市

桑名市では90%もの竹林が放置竹林となっています。

名張市

筆者も伊賀市から名張市を県道を実際に通った際に見たことがありますが、狭い道もあります。倒木・倒れた竹等があると、自然の通行どめになりそうな感じを受けたことがあります。実際に三重県を通る関西本線等は台風の後に倒木・倒れた竹で止まることがままあります。

南伊勢町・伊賀市

南伊勢町:人家裏で繁茂した放置竹林の伐採

伊賀市:住民による集落周辺の里山、竹林整備に対する支援

交付金の報告からも、竹枯れ・放置竹林がある様子がうかがえます。

対策

津市の取り組み

津市では、農林水産部 林業振興室が小型・大型の竹破砕機の貸出を行い、有機肥料を作る取り組みがあります。

桑名市の取り組み

桑名市では90%の竹林が放置されているため、企業、JA、NPO法人との包括的な取り組みで対策されておられます。

『自然派の化粧水』まで昇華させる取り組みには、薬機法の対応等、時間も労力もかかっていると考えられます。一朝一夕では真似できない取り組みです。

松坂市

筆者もたまたま訪問した「松阪農業公園ベルファーム」にて、この農業塾さんが作られた竹炭が消臭剤としてトイレに設置されているのを拝見したことがあります。

松阪農業公園ベルファームのそばの、美濃田竹林街道は整備された竹林があり観光地にもなっています。インバウンドで訪れた方にも喜んでいただけるのではないでしょうか。

(三重県全般) みえ森と緑の県民税市町交付金事業

里山整備、竹林整備等を交付金により行う事業であり、山間でも住みやすい待ちづくりを行う交付金と言えます。

この事業は、「災害に強い森林づくり」及び「県民全体で森林を支える社会づくり」を推進するという「みえ森と緑の県民税」の趣旨(以下「みえ森と緑の県民税の導入趣旨」と言う。)に則って、市町が地域の実情に応じて創意工夫して森林づくりの施策を展開することができるよう、予算の範囲内でみえ森と緑の県民税市町交付金(以下「市町交付金」と言う。)を交付するものです。

放置竹林・竹枯れとは

竹枯れ・放置竹林への対策、他地域の取り組み、補助金等を紹介

竹枯れでお困りの場合は

間伐された竹材・不要となった竹材の有効活用方法として、『無煙炭化器 匠』により竹炭を製作することも可能です。楽天等でも販売されております。

安心・安全にご使用いただくために

無煙炭化器 匠をご使用の際は、安心してお使いいただけるようお住まいの地域の消防署へ届出をされることを推奨しています。また取説にも消火等の事項を記載しております。

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