「商社の本分」を、私たちは忘れません。

こんにちは、STK商会取締役のKです。

今日は、少しだけ“商社”というものについて、思うことをお話しさせてください。

最近、いろいろな方とお話しする中で、「商社って昔と全然ちがうよね」といった言葉を耳にする機会が増えました。確かに、今の大手商社さんを見ていると、投資ファンドのような動きだったり、自社で事業を運営したりと、「商社」という言葉から連想されるものとはちょっと違って見えることもあります。

昔の商社が持っていた“役割”

昔の商社というのは、簡単に言えば「つなぐ存在」だったと思います。

たとえば、海外のメーカーと日本の企業を結びつけたり、地方のニーズと世界の商材をマッチングさせたり。とにかく、“間に立つ”ことが商社の本分でした。

それは単に「モノを右から左に流す」ということではなく、情報や信用、時にはリスクまでも一緒に運ぶ仕事。とても地味ですが、なくてはならない存在でした。

時代とともに変わった“商社の姿”

一方で、今の商社はどうでしょうか。

投資に力を入れたり、エネルギー・インフラ分野で大規模な事業を動かしたりするなど、スケールの大きさはすごいと思います。ただ、その分、現場や中小の企業さんとの距離が少しずつ離れていっているようにも感じます。

もちろん、それが悪いというつもりはありません。

商社も時代に合わせて進化しているのだと思います。

でも、私たちSTK商会は、あえて“昔ながらの商社”であり続けたい。そう思っています。

STK商会が大切にしている「商社の本分」

私たちは、お客様の声を聞き、まだ世に知られていない良い商品を探し出し、最適なかたちで届けることを第一にしています。

たとえば、海外メーカーとの交渉、品質チェック、納期の調整、輸送手段の確保……そのすべてを、裏方として支えるのが私たちの仕事です。

目立つことはありませんが、「あの商社さんがいてくれて助かった」と言っていただけるような存在でありたい。

これは、創業から変わらない、私たちSTK商会のスタンスです。

“変わらない価値”があると信じて

世の中はどんどん便利になり、情報も簡単に手に入る時代になりました。

けれども、実際の現場では、ちょっとした気配りや、何気ない一言、そして何より「信頼して任せられる相手」が、まだまだ必要とされていると感じます。

だからこそ私たちは、商社としての原点に立ち戻り、「つなぐ力」を大切にしながら、日々の仕事に向き合っていきたいと思っています。

最後に

「商社って、まだ必要なの?」

そんなふうに言われることも、正直あります。

でも、私たちはこう答えたいと思います。

「本当に必要とされるところに、必要な価値を届けられるなら、それが“商社”である理由です」と。

これからも、株式会社STK商会は商社の本分を忘れず、誰かの“つなぎ手”であり続けたいと思います。

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